Over
”Over”もピアノ弾き語り曲として歌われていたバラードソングが、アルバムバージョンとして大幅にアレンジされた1曲だ。
「Over」というタイトルが付けられていながらも、この曲が伝えたいことは「Over and over」、終わってまた終わる、つまり何度も何度も、繰り返す、といったニュアンスの意味が含まれている。
Over and over
ここでずっと歌い続けるよ”ありのままの自分でいい”と
あなたが教えてくれたから
例え忘れられてしまったとしても、自分は自分のままここで歌い続けていくのだという、MICOにとって1つの決意に到達していく歌でもあり、レコーディングにあたってはバラードソングから力強いロックテイストなエンディングを迎える楽曲へと変更がされた。
そしてオープニングから徐々に壮大が楽曲へと変化していく過程は、不安な心を乗り越えて決意を固めていく様を表現するために、様々なサウンドの工夫がされている。
1番ではアルペジオ的なピアノに8ビートを刻むピアノを被せることで不安を表現したり、2番からリズムが加わることで感情の高まりを表現したり、コーラスや部分的なダブルヴォーカルを加えること、ギターサウンドが加わることで決意がより強くなっていく感情を表現しようとしているのだ。
歌い続けるよ
今、私にしか歌えないもの あるはずだから
MICOのシンガーとしての感情、決意を歌った歌でもありながら、去ってゆくもの、そしてまた新しく出会うものを乗り越えて、それでも自分自身がそれら繰り返しの中で(Over and over)生きていくのだという聴き手にとっては、切なくも熱くなる楽曲と言えるのではないだろうか。
”Over” 視聴
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リリース
2018年11月11日
作詞・作曲
MICO