ホーンセクションとギターを前面に出した軽快なアップテンポナンバーが「飛べ」だ。

この歌ではネガティブな部分は一切排除して、ただひたすらに元気に、そして前向きに進もうと訴えている。

何が正しいかなんて
考えなくていい
全ての事に意味は必ずあるから

ライブにおいても客席に煽りを入れる定番ソングとして、MICO自身が最も元気に歌う楽曲であり、聴き手自身も元気が出るのではないだろうか。

ねぇ、今こそ自分の存在を証明する時だよ
ねぇ、君が思うよりも君は
魅力的で素敵だよ
嘘じゃないよ、僕を信じて

それにしてもMICOの歌では、”僕”が主人公として登場する歌が多い。

「飛べ」においても主人公は”僕”であり、男性的目線で書かれている事がわかる。

物語を繋いでいくときに、自分が主体となるよりも客観的な人物を想像して、その主人公の気持ちを表現するほうが書きやすいのだと、MICOは言っていた。

でもそれは、逆を返せば自分自身に対して言っている、言って欲しい、して欲しい、そんな心理もあるのかもしれない。

この楽曲の主役はあなたなのだ、今こそ”飛べ”

”飛べ” 視聴

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